はじめに
インデックス投資が積み立てNISAの影響もあって人気です。
経済指標に沿った株式をまとめて投資でき、手間がかからない。さらに長期で保持すれば、これまでの歴史からほぼ確実に利益を得ることが出来る。
アメリカ経済は200年、右肩上がりです。
アメリカ経済の成長を期待し、インデックス投資を始めることは再現性の最も高い資産運用と考えられています。
インデックスファンド
インデックスファンドとは、経済指標(インデックス)に沿って株式をまとめてセット販売してくれている投資信託(ファンド)のことです。
経済指標はたくさんあります。TOPIX、日経225、日経ジャスダック、
米国では、 S&P 500、ナスダック100指数、 CRSP USトータル・マーケット・インデックス など
インデックスファンドの選び方 3つのポイント
①コスト 販売手数料、信託報酬
できるだけ安いものを選ぶ。同じ投資信託でも買うところで違う。
1%あれば高いイメージ。
②トラッキングエラー (わからなければ、それでも大丈夫)
インデックス(SP500など)指数と、運用会社の実際の投資信託は実際にはリターンと異なることが多い。この解離はできるだけ小さいほうが良い。
③純資産残高 (わからなければ、それでも大丈夫)
そのファンドに投資されている資産の合計。これが高いほど運用は上手くいきやすい。目安としては30億円以上が良い。しかしランキングの上から買うと失敗するので注意。
④信託期間 (わからなければ、それでも大丈夫)
いつから運用し始めていて、いつまで運用するのか。
少なくとも3年はチェックしたい。償還日が近いのも運用できないため注意。
オススメのインデックスファンド(投資信託)
オススメの投資信託は、
eMAXIS slim 米国株式(S&P500) です。
上記をすべて満たします。
他には
- 楽天VTI(米国ほぼすべての上場銘柄)
- 楽天VT(全世界バージョン)
- eMAXIS slim バランス(8資産均等型) などなど
さらにオススメETF (ETFと投資信託の違いについては後日)
VOO | バンガード・S&P500ETF (S&P500) | アメリカ(S&P500) |
VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (CRSP USトータル・マーケット・インデックス) | アメリカ(ほぼすべての上場銘柄) |
IVV | iシェアーズ・コア S&P 500 ETF (S&P500) | アメリカ(S&P500) |
VYM | バンガード・米国高配当株式ETF (FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス) | アメリカ(高配当銘柄) |
SPYD | SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF (S&P 500 高配当指数) | アメリカ(高配当銘柄) |
最後に
未来のことは誰にも分りません。そのため、完璧な投資方法はありません。最終的には個人の人生観にも大きく左右されると思います。
そのため、まず少額から始めてみて感覚をつかむことが大事かもしれません。
インデックス投資の場合は、積み立てるだけの貯蓄と考えても大きく問題はないと思います。積み立てながら出口戦略(どうやって資産を現金に換えていくか)を徐々に考えればよいと思います。
最後は自己責任にはなりますが、過去の歴史からインデックス投資は現時点での最適解にはなると思います。ぜひ一緒に始めてみましょう。
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