コメディティ投資について <特にETF【GLD】とは>

資産形成

はじめに

金(GOLD)は極めて希少な金属(地球上に約25万トン)

 あと15年程度で採掘できなくなるとされている。

金は、多くの人を魅了し続けている。株や紙幣などの信用資産と比べ価値が無くなることはない。特に中国での金の人気は想像を絶する。とのこと。

 

投資の観点から

不測の事態にこそ、GOLDは値段が上がっている

具体例としては、2008年のリーマンショックや2009年のギリシャ危機

この流れで値上がりを続け、2011年に過去最高値に達した。

世界恐慌の恐れが出るとGOLDは値上がりする。

今回コロナウイルスの件でも値上がりした。

  

日本では2016年に日本銀行がマイナス金利を導入してから大手銀行の金利がかなり低下した。それに伴いGOLDが資産防衛としての注目を浴びている現状である。

  

金GOLDの魅力

①安全資産 

一番の重要なのは、世界共通の資産であること。有事の際には資産の逃避先として注目される。現金と違い、インフレに強い。基本的に、世界は徐々にインフレしていく。資産として価値を維持することができる点が最強レベル。

②希少価値

地球上に約25万トン。あと15年で採掘できなくなると言われている。どんどん採掘されて値下がりするものではない。むしろ値上がりする!?

③金GOLD投資

金の現物のみではなく、ETFが登場。いろいろな金投資が始まり、世界中で注目を集めている。

金GOLDの資産運用

金での資産運用といってもいくつか種類があります。

その種類について紹介していきます。

 

①金地金 金の延べ棒

金の現物投資。金GOLDそのものを保有する。

運用というよりは資産防衛。

 

 

②地金型金貨

ウィーン金貨(オーストリア)、メイプルリーフ金貨(カナダ)、カンガルー金貨(オーストラリア)などの外貨として現物の金として保有する。少額から購入できる、贈与・コレクションとして保有できる、保管が簡単などのメリットがある。デザイン性や希少性から①より値段が高いことが多い。また人気がなくなると値下がりすることもある。

 

 

③純金積み立て

資産の時間的な分散が可能。

①-③は 売買コストがかかる。保管コストがかかる。

 

④ゴールドETF【GLD】 

金の裏付けがあるETF。金融会社によって運用される。

経費率は0.4%と低く、年利8%と運用成績もよい

しかし、値動きが金の現物と比べ大きい

これまでの歴史では、値動きは-28%から+30%。

またドル建てのため、為替の影響を受けている。

 

まとめ

金GOLD投資は、魅力的な投資方法です。守りは堅実ですが、あまり増えはしないものです。

基本は以下です。

資産を守るには、良い投資。しかし、増えはしない

コメント

タイトルとURLをコピーしました