新型コロナウイルスの情報を少し入手したので、簡単にまとめておきます。
【症状・経過】
やはり無症状が多い。
重篤化する方は、ほぼほぼ高熱が出る。
咳・熱の症状がメインだが、下痢や頭痛、その他多彩な症状がみられる。(ウイルス疾患は基本的に多彩な症状が出ることが多い)
重篤化しやすい年齢層は、65歳以上の基礎疾患(心疾患や糖尿病など)を持っている方。
患者が増えると一定の確率で、20-60歳も重篤化する。(重篤化:医療措置なしでは死んでしまう)
NYでは、州知事がピークは越えたとの見通し
しかし、現場の感想はまだまだピークを越えた実感はない。ICU(集中治療室)、ER(救命センター)もいっぱい。資源がなく、マスク、ガウン、ゴーグルが足らない。
なんとか崩壊していないが、このまま増加すると医療崩壊する。イタリアのような状況も考え得る。
治療は、クロロキン(マラリア治療薬)+抗菌薬を用いているが、なぜか良く効いている。レムデシビル(エボラ治療薬)も良く効いたが、品切れ。クロロキンも品薄状態。
新型コロナ(COVID-19)は、SARS+CoV-2と命名された。以前流行したSARS(SARS-CoV-1)と構造が似ているため、解析が進んでいる。
中国が、以前のSARSと違って情報発信が進んでおり、かなり参考にしながら治療方針を決定している。と。
まとめ
やはりNYでも医療資源が足らないようですね。
医療側の観点からすると、救えそうな人が救えないというのが一番つらい状態だと思います。
オーバーシュート(医療が追い付かないくらいの感染流行)が起こらないようにすることが、新型コロナウイルスの犠牲者を減らす一番の方法かと思います。
そのためには、まずは感染者を減らす(自粛、ロックダウン)。
長い闘いになりそうですが、その間にも研究が進み治療法の確立が出来るといいですね。
研究者に感謝しつつ私も勉強していきたいと思います。
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