新型コロナウイルス(COVID19-9)による新型コロナウイルス感染症(SARS-CO-2)による最新情報を少しまとめておきます。
なぜ、日本は死亡者が少ない?
最近、西浦先生が予想した、なにも対策しなければ40万人以上死亡者が出るという話が話題になっていますね。
おおげさな予想のせいで経済が死んでしまったと非難する人もいるようです。
実際、欧米ではロックダウンなどの対策を行っても多くの死亡者が出ています。
逆に、台湾、韓国、日本など東アジア圏は被害が少ないイメージですね。
では、なぜ日本は死亡者が少ないのでしょうか?
①ウイルスの変異によって欧米と日本では型が違うという話
2020.05.16 日経経済新聞から引用させていただいています。
大きく3種類のA:武漢・米国型、B:東アジア型、C:欧州型
A, Cが大きな被害を出しているようです。さらに半月で変異を起こすこと、細かくは17種類に分類できることが報じられています。
②言語の特徴と、生活様式(特にマスク)が違うという話
感染の重症度とウイルス量が関係していることは明確だと思われます。今回の新型コロナウイルスでは、唾液に多く含まれ感染の原因となっていることが知られています。
唾液を介した感染として、バーなどの飲食店がクラスター発生原因として、取り上げられており、現在も多くの都道府県で自粛要請が継続されています。
唾液を飛ばす言語として欧米の英語やドイツ語などが挙げられます。
欧米では、言語が英語やドイツ語が中心となっていますが、この欧米の言語である、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などなどは、大きくは同じ言語から派生しています。
英語でよくわかりますが、言語として日本語と比べても子音が多い言語となります。そのため、大きな声を出して話をしないと伝わりにくい言語となっています。
Thなど、つばが良く飛ぶ言葉が多いことも挙げられます。
唾液が多く飛ぶ欧米圏に比べ、母音が多い日本では感染が少なく済んでいる可能性が高く考えられます。
さらに、マスクが今回重要な役割を果たします。マスクをすると、唾液がかなり飛ばないことがわかっています。それは、布マスクでも証明されています。
感染しない予防には効果は不明ですが、感染を広げない予防にはマスク(布マスクも)有効です。
マスクをする習慣のあるアジア圏で感染拡大、死亡者が少ない理由の一つと考えます。
他には、土足で家に挙がらない、手洗いうがいの習慣があるなど、いろいろ可能性が挙げられます。
まとめ
欧米と比較して、新型コロナウイルスによる死亡者が少ない理由としては
- ウイルスの変異型が違う
- 言語、生活習慣による唾液の飛沫具合が違う
この2つに理由が考えられます。
感染予防として、手洗い、うがい、マスク(布マスク)がかなり有用と考えられます。
個人的には、これからは水分補給も十分していただいた方が感染予防になると考えます。(免疫の観点からも、他の観点からも脱水は怖い病気です。)
ウイルス量によって感染の重症度がかわることも注意して生活していただけたらと思います。
夏場もマスクが必要になりそうですね。電車のクーラーも聞かず、窓開けっぱなし?と少し熱い夏になりそうですので、水分補給をお願いします。
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