はじめに(銘柄紹介)
12月末優待銘柄【2503 キリンホールディングス】分析です。
ビール国内シェアTOPクラスの銘柄であり、自社商品での優待銘柄を出しています。
ビールだけではなく、健康食品やお食事券など6種類からも選べます。
優待内容
- キリンビールギフト
- キリンビバレッジ商品詰め合わせ
- 機能性表示食品
- キリンシティ食事券
- サッカー日本代表応援グッズ
- 「キリン飲酒運転根絶募金」への寄付
- メルシャンワイン詰め合わせ(1000株以上のみ)
100株以上 1,000円相当
1000株以上 3,000円相当
写真は2020年12月期
会社HP優待ページから引用





【業績】
国内ビールシェアは2018年時点では2位。(2018年より公開されていない)
新型コロナウイルスの影響を受けて減益。
海外事業は回復も、国内、ミャンマーが大きく赤字。
家庭用ビールサーバーやレモンサワーで家飲みの需要は確保。

決算説明資料2021年3Q PDF
【指標】
- 時価総額 15800億円
- 株価 1889円(2021/12/23)
- PER 18.3倍
- PBR 1.8倍
- ROE 8.3%
- 自己資本比率 35.8%
- 配当利回り 3.4%
- 配当性向 75.3%
配当利回りも高いが配当性向も高い。
他のビール会社と比較してPERはやや割高。
ビール3社の比較したブログも勉強になります。
https://masuke-yutaiseikatsu.com/2021/12/23/beer3company/
【株価チャート】
月足で下落してきたが、200平均線に近づき、ちょうど出来高が多い価格帯にきている。
コロナショックのあたりまで下落してきている。
日足では5日平均線の上に来ており、反転の兆しも見える。
権利落ち後に株価は下落しやすいが、そこまで大きな下落になることは少ない。


【結論】
業績や指標からは、おすすめできない。
配当性向が高く、株主還元に力を入れているとしても、高いと考えられる。
しかし、チャートからは底値の動きにも見えるため、コロナが落ち着き、今後の業績がよくなると考えるのであれば、買える。
最後に
株主優待に関する本のご紹介。
今回は、【晋遊舎ムック 安くて良い株主優待ベストセレクション 2021-22】
巻頭特集で、株主優待で有名な桐谷さんが特集されています。
下記画像のリンクから立ち読みできますので、ぜひご参考に。
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