【資産】とは? 本当に簡単に!株、債券、不動産について

資産形成

はじめに:資産とは?

簡単に資産というものについてまとめます。

結論から言いますと、

  • 債券
  • 不動産
  • コメディティ
  • 預金(銀行での貯金)+現金
  • その他(仮想通貨など)
  • そして、自分自身

に分類できます。

これらを合わせることで資産となります。資産形成を行う上では、本当に重要な分類になりますので、まずはここから勉強すべきです。

もう知っていると思われる方もいるとは思いますが、資産の分配はどうか見直すきっかけになれば良いなと思います。

資産はどれもリスクを負います。現金でさえ、インフレというリスクを負っているのです。世界最強の円を持っている皆さんは、あまり感じたことはないかもしれませんが円の価値も変動しています。円安、円高などがその証拠です。

資産はどれもリスクがあるということは、リスクを分散させるべきだということにつながります。投資を行っている方々はリスク分散という言葉はたくさん聞いておられると思います。資産全体のリスク分散に役立ててもらえればうれしい限りです。

最後に資産に自分も含めておきました。自己投資というものですね。私はこれがとても重要だと思っています。しかし、今回自己投資は少し別枠ですのでリストには入れましたが、触れないでおこうと思います。

では、さっそくそれぞれの資産について見ていきたいと思います。

株(株式投資) ハイリスク・ハイリターン

株を買うとは、「その企業を買う、そのオーナーになるということ」です。

とても有名な資産ですね。株を行うということに怖さを感じる人も多いと思います。それはリスク資産であることが周知されているからですね。もちろん、これまでも大きな下落を経験してきた世界経済ですが何度も持ち直してきております。

株式投資とは、企業(もしくは大きくとらえると経済)の成長に投資することです。企業や経済は発展することを目指しています。それを援助することで利益をいただくという形ですね。

ただし、不況や好況が何度も繰り返され経済が成長していくように株の値段も上下が激しいものです。その分、短期間での成績は悪くなることも多々あります。それが強調されると株は怖いものだとなります。

良く勘違いされていますが、【だれかが勝って、だれかが負ける】、そんな勝ち負けの存在するものではありません。長期的に成長する企業、経済を応援することで得られる利益がある。ということです。

それが分かれば株は怖くないことがわかります。さらには、他者を応援することが株式投資であるので、全財産を株に投資するということの怖さも理解できるかかと思います。

あと株の特徴としては、いつでも買えるし、いつでも売れるという特徴が存在します。これは流動性があるとも言われますが、簡単に売り買いできるということです。他人(企業)に貸していたお金をすぐに返してねって言えるわけです。もちろん利益があるかはわかりませんが、これも株式売買がすぐに出来る取引所を作った人類の発明ですね。

 

株の特徴については下記に挙げておきます。

【株についての特徴】

  • 流動性がある。(いつでも買えるし、いつでも売れる)
  • 何もしなくてよい(なにも出来ない)
  • 値段が大きく上がることもあるし、下がることもある。(リーマンショックでは50%くらい下落している)
  • 配当金が出る
  • 税金が最大20%(どれだけ儲けても20%。労働では最大55%)

ハイリスク・ハイリターンである株式投資ですが、出来る限りリスクをゼロにすることが出来ます。それが長期国際分散投資です。

債券 ローリスク・ローリターン

債券とは、国や企業にお金を貸すということですね。先ほどの株は、企業を応援して企業が成長した分の利益が得られるというものでした。今度はお金を貸して利子を得るという形です。今度はお金を貸すということです。

債権は、貸す相手によって名前が変わります。国にお金を貸すと国債。会社にお金を貸すと社債。

満期が存在し、満期に満額が返ってきます。しかも利子も受け取ることが出来ます。

しかし、途中で売ることも出来ます。これがすごいところです。

債権も自由に取引出来ます。そのため、値段が上下するため、購入額より値段が下がることもあります。それがリスクです。また、国や会社がつぶれる可能性だってあります。その場合は利益が無くなるどころか大きな損失となります。

それでも債権は株に比べリスクは低いとされ、リスクヘッジとしては有用です。不況時には、安定感のある国債などが買われることになります。

以下に債権の特徴を記載しておきます。

【債権の特徴】

  • 債権は満期保有で額面全額受け取れる
  • 利子も受け取れる
  • 途中で売れる(そのため、価格が上下する)
  • 何もしなくてよい。(なにもすることがない)
  • ローリスク、ローリターンと言われる(国が潰れる時はあまりない?)

不動産 不労所得ではないが超ハイリターン(レバレッジ効果あり) 

不動産とは、土地や建物の価値を値段としたものです。土地は地球上の限りある資産です。土地に価値が付くのもよくわかる話だと思います。

土地は、世界的に人口が増加するという観点からも値段は徐々に上がり続けています。日本は少子高齢化の影響から土地や建物の価値は下がり続けていますが、これは例外です。世界的には上昇する土地を買って利用する。利用して得られる収益(家賃など)も存在します。【土地の値段+利用しての収益】、これが不動産投資で得られる利益です。

土地を活用し上手く利用すれば、価値が増大します。株式投資や債券投資と違う点がここにあります。土地だけでは何も出来ませんが、付加価値をけることが出来るのです。もちろん、もともとの土地の場所や状態でいろいろと変わりますが、大きく化ける可能性を秘めた投資です。

その他のメリットとしては、銀行からお金を借りて大きく買い、大きく利益を得ることができる。節税にも利用できる。などがあります。詳しくは、後日記事にしたいと思います。

デメリットとして挙げるならば、その分の手間がかかるということです。また、株や債券のようにいつでも買えていつでも売れるというものではありません。流動性が低いと言われます。

その点、REITを用いれば手間や流動性のデメリットに関しては補えますが、良い部分も消してしまいます。REITについても下記記事を参考にしてください。

以下が不動産投資の特徴です。

【不動産投資の特徴】

  • 毎月家賃を受け取れる
  • インフレに強い
  • 流動性が低い(すぐ売れない)
  • 銀行からお金を借りて買える(レバレッジ)
  • 上手く使えば税金対策になる
  • 他の投資に比べ手間がかかる(修繕とか)

コメディティ(金やプラチナなど) ローリスク・ノーリターン

次に、コメディティです。コメディティとは、金やプラチナなどの資産のことです。

金やプラチナなどは、世界で価値が共通しており値動きが大きくありませんし、【有事の金】と言われるくらい安心・安定の物体です。人を惹きつける魔力があるんですね。特に中国では、金は大変人気です。

金の価値は、変動が少ないことが最大の特徴です。インフレの影響も受けませんし、とても守りが固い資産だと言えます。

ただ、配当や利息はないですし資産を形成していくという意味では、あまり役には立たないかもしれません。

【コメディティの特徴】

  • 世界で価値が共通
  • 配当や利息は無い
  • 不況時に強い

最近では、金ETF【GLD】で金の裏付け、かつ配当金が出るETFが存在します。

預金(銀行での貯金)+現金

最後に、預金(銀行での貯金)についてです。預金や現金は、一番使用することの多い資産ですし、流動性についても抜群です。どの資産も、現金をもとに取り扱います。これは、国の信用によるものですね。

特にこれまでの長い歴史から通貨が作られ、金銀と交換できるという仕組みから信用を得て、最終的に通貨自体がとても信用される存在となり、最近ではキャッシュレスとなりました。現金を持たなくても信用での取引となっている。とは言いすぎかもしれませんが、通貨、特に円やドルへの信頼はとても厚いものがあります。

しかし、通貨も信用で出来ているということは信用が無くなると、何の価値もなくなってしまうということが起こり得ます。これまでも世界ではスーパーインフレという紙幣が紙切れになる現象がたびたび起こっています。また、インフレ自体は世界経済の成長とともに少しずつ進んでいます。価値のある商品が出るたびに紙幣の価値は少しずつ減っているのです。

日本もインフレ率2%を目標としています。現金が安心ではあるが、インフレするたびに比較として現金の価値が減っていくことになります。難しい話ですが、インフレ率より金利が低いと、現金の価値は徐々に減っていくことになるのです。日本の金利は現在0.001%。

要するに、貯金することのリスクもあるという話です。株や債券などに比べればリスクは少ないとは思います。しかし、お金のことを信用しすぎるのも問題ですので、資産の形成という意味では役立ててもらえればと思います。

【預金(銀行での貯金)+現金の特徴】

  • 取引の中心であり、安定感がある
  • 日本では増えない
  • 外貨預金では、為替の影響を受ける。円高、円安。
  • 為替の手数料が高い
  • インフレの影響を受ける

まとめ

その他、仮想通貨などあるが、今回は触れないでおきます。大きくは上記に分かれると思います。

リスクとベネフィット、自分の許容度、今後の必要な金額など自分自身の資産形成に向け、今資産をどこにまわすべきかを考えていただければ幸いと思います。

もっと詳しくわかりやすくまとめれるよう編集していきたいと思います。

できれば、数値化できればなんて思いますが、難しいですね。どこかで試してみたいと思います。

分からないことがあれば、コメント欄で聞いてください。ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました