はじめに
いつも言いますが、高配当株は難しいです。下記の2点が成立しないといけないからです。
- 減配しない(優良高配当株を見極める)
- 購入時の株価は割安(買い時を見極める)
つまりは、企業の業績を確認して、安定的にキャッシュフローを持っているか(会社が配当金を出せるお金を持っているか)。株価は今後どんどん値下がりしていく可能性はないか。
この2点が成立しないと安定的な資産運用は難しいところです。
ただし、高配当株は家庭に安定的なキャッシュフローを生み出してくれる他、高配当株は安定感のある企業が多く存在しており、有名企業も多く存在します。そういう点からは投資を始めやすいという利点も存在していると思います。
2020年はコロナショックがきたため、高配当株にはつらい値動きでしたが、買い時でもありました。
日経平均や米国株のグロース株と言われる銘柄は株価も回復し、コロナ前を超えてきましたが、まだまだ割安に放置されている株も多く存在しており、高配当株の始めるには良い時期かもしれません。
しかし、購入時期が大事な高配当株は時期や銘柄を選定する必要があります。
米国株ではVYMなど良い分散された高配当株ETFが存在しますが、為替リスク(ドルの価値が下がる可能性)があります。日本株では100株ごとしか買えないので金銭的な余裕が大きくないと難しさがあります。1株で買えるが手数料が高い証券会社が多い中、1株で買っても手数料が小さい証券会社は最後に紹介しておきます。
2月は注意が必要?
タイトルにも使ってしまいましたが、2月は注意が必要とよく言われます。
【節分天井、彼岸底】は2月上旬から相場が下げ始めやすいことを言った格言です。
とくに、11月から1月は上昇しやすいと言われており、そこから2月は調整を経て3月から上昇を経て5月6月から再度下落。秋ごろから再度上昇。
あまりこのようになることはないですが、今年は11月から大きく上昇してきており、当てはまるところがあります。
さらに、日経は大きく上昇しており、下記のようにボリンジャーバンド2σから大きくはみ出しています。
これまで、ボリンジャーバンド2σをはみ出したのはリーマンショック、アベノミクスで、今回は過去十年でもまれな出来事です。
「ボリンジャーバンドをはみ出す」とは、統計学的にあまり起きない出来事であることを意味します。今回の上昇相場は、それほど強い上昇だったことがわかります。
過去、ボリンジャーバンドを突破すると、少し調整が入ります。元に戻ろうとします。
そのため、おそらく2月は少し下げるか、現状維持で強い上げではないのではと思っています。
しかし、これは日経平均の話であり、TOPIXでは少し変わってきます。
日経平均は大きな出来高を伴った下げであり、TOPIXはこれまでと比較してそこまで大きな出来高ではありません。
インデックス投資としても、日本株であればTOPIXの方がまだ下げ幅は小さくなりそうな感じです。
2021年2月 日本株高配当株投資
結論からいいますと、高配当株投資としては、世界的な下落トレンドであり、もう少し下がるまで待ってみても良いのではないでしょうか?
金融緩和相場であり、上昇の可能性もまだまだありますし、これまで保有していたものを売る必要まではないのかなと思っています。いつ反転するかもわからない状況です。
本当に暴落する時は、株式への信用不安、世界情勢の不安、バブルの末期だと思います。
今は、ワクチンで新型コロナウイルスでの世界情勢の不安はかなり少なくなってきていると思います。
バブルの兆候がないわけではないですが、金融緩和が強く行われた相場ですので、信用(借金して株を買っている)ではなく実際の金余りからのバブルの兆候と考えられます。
お金の流通が再開されれば、どこにお金が向くのかを見極めながら投資していきたいと思います。
私のポートフォリオ
現時点でのポートフォリオは、
コード | 銘柄名 | 業種 | 取得平均 | 株数 | 利回り |
1615 | NF銀行 | 銀行 | 127 | 500 | 4.6% |
3462 | 野村不動産マスタード | 不動産 | 138815 | 1 | 4.8% |
8058 | 三菱商事 | 商社 | 2516 | 200 | 5.3% |
8306 | 三菱UFJ | 銀行 | 473 | 200 | 5.3% |
9434 | ソフトバンク | 通信 | 1215 | 200 | 7.1% |
おおよそ100万程度の投資で4.6%程度の利回りのポートフォリオです。
過去のオススメしていたもので、商社、REIT、銀行株、通信株です。
今から買うなら
今から買うならば、まずは銀行株かと思います。
金利が上昇してきており買っても良いと思います。金利は、すごく上がるとは思えませんが、今よりはまだ上がると思われます。
上記記事でも書きましたが、三大メガバンクもしくは、1615 NF銀行。
他はもう少し待っても良いかもしれません。
証券口座を開く準備をしておくのが先決です。
2月は大きく下がればそこで買い増しで良いと思います。
まとめ
2月は少し下げる相場になりやすく、11月からの上昇を踏まえても注意でよいと思います。
また、下げて買いますときには記事にしたいと思います。
以下はオススメの証券口座です。日本株で1株づつ買いたいならネオモバイル証券が良いと思います。
わたしは、1株が高いものはこちらで買っています。特にグロース株になっていますが。。
1株で購入できるネオモバイル証券を用いています。ネオモバイル証券であれば、手数料が実質20円/月で1株購入が可能です。
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日本株での少額投資であれば、SBIネオモバイル証券がオススメです。
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他の証券会社でも、少額から取引できるのですが、手数料が高く、少額投資には向きません。しかも、Tポイントが月200円付くので実質20円です。Tポイントでも取引可能です。
SBIネオモバイル証券は、私自身は使いやすいと感じています。
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では、みなさんの幸運を祈っています。
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