はじめに
まずREITとは?
みんなからお金を集めて不動産投資をする会社のようなもの
つまりは、お金は出資するけど不動産運営を任せて利益頂戴ねってものです。株式投資と同じようなものです。
REITは、特に不動産価値にも大きく影響されます。
今回のコロナショックでは、最もダメージを受けたセクターです。(最大50%下落もありました。。)
2021年1月に追記していますが、かなりのダメージを受け、まだまだ株価も割安なままです。
インフレのリスクヘッジとしても有望ではありますが、まだまだ割安で放置されています。
日本のREITを特にJ-REITと呼び、配当金があることでやはり投資家に人気となっています。
REITの現状
REIT市場は3/4がアメリカと日本となっています。
株式市場規模の3%くらいです。
セクターとしてすごく大きいわけではありません。
REITのセクター
REITには更なるセクターが存在します。セクターとはその中での性質です。簡単にいうと、どんな不動産を運営しているかが関与します。
- 住宅REIT 生活に関係するところであり、安定。値上がりもしくいが値下がりもしにくい。
- オフィスREIT 市場規模が一番大きい。けど景気の影響を受けやすい。
- ホテルREIT 景気の影響を受けやすい。ブームやイベントが重要。
- 商業施設REIT イオンなどのショッピングセンターに投資。現在、将来が心配されているため割安に放置されている。
- 物流REIT 倉庫などに投資するセクター。アマゾンなどの物流が盛んなため、現在は好調。
- ヘルスケアREIT 高齢者向けのシニア住宅に投資するREIT。最近出てきて市場規模は小さい。
それぞれのREITは上記のような感じです。
REIT投資の基本
①資産分配を考える。
例:株式60%、債券30%、REIT10%みたいな。
REITが全体の10%程度が目安。人それぞれの部分で正解はないが、実物不動産(持ち家も含め)を持っている場合は、必要はないとも考えられる。
私自身はREITは2%ほどしか保有していません。コロナショックのでの下落でまだREIT指数自体が回復していない事実も頭に入れておく必要があります。
②どの国にREITにするか考える。
アメリカがREITの世界の6割に入っており、米国REITは外せないというのも一理あります。
アメリカなどは不動産価格が伸び続けていますので、投資するには良い対象とも言えます。
③銘柄選び。
J-REIT 60銘柄の個別銘柄を自分で買う方法もありますし、インデックスファンドもあります。
米国のREITならSCHH、IYR。
SPYDという高配当ファンドを買うと結構な割合でREITが入っている。その分もコロナショックでは大きく値が下がりました。。
全世界のREITならたわらノーロード先進国リート(日本を除く)というインデックスファンドもあります。
それでは、J-REITのメリット、デメリットについて記載していきます。
J-REITのメリット・デメリット
日本ではJ-REITと呼ばれますが、下記のような仕組みとなっています。
投資: 【投資家】-(お金)→【J-REIT】-(保有・運用)→【不動産】
配当金: 【不動産】-(利益)→【J-REIT】-(分配金)→【不動産】
それではメリット・デメリットについても考えていきたいと思います。
メリット
- 少額で大きな物件のオーナーになれる
- 安定した分配金 利回り4%
- 専門家が不動産を分散投資
- いつでも売買できる
デメリット
- 元本保証はない
- 分配金が減る
- 震災などで物件の損壊リスク
- 金利変動リスク 金利が上がると分配金が減る
まとめ
REITは、実際の不動産投資をしていなくても不動産というセクターへの投資が可能であり、不動産投資を知らない人でも不動産セクターの利益が享受できます。
実際には不動産はインフレのリスクヘッジにもなる有望な投資先ですが、日本では少子高齢化という問題から土地の値段が下がってきており不動産でのリスクヘッジが上手くいっていないというのが現状です。
また、コロナショックでは大きく値が下がり、このような人の動きの停滞、経済の停滞には弱いことが露呈しました。
しかし、現在では割安で放置されており、過小評価されている印象が強いです。不動産のメリットは大きく存在することは確かであり、実際の不動産投資を行う資金の余裕や不動産投資の知識がなくても始められるREITの存在価値はまだまだあると思います。
REITについては下記記事で現状(2021年1月時点)での有望な投資先を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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