REIT(日本) J-REIT 2020年11月時点でのオススメ

資産形成

はじめに

コロナで明らかにまだ上昇しきれていないのが、不動産投資の一角であるREIT。

配当があることで人気。

実際には、物流施設主体のREITはかなり上昇していますが、事務所、商業施設主体のREITはまだまだここ5年で安い状態です。

東証リート指数は、コロナショックで50%下落し、そのうち半分くらい回復している。

つまり、コロナショック前から、まだ25%下落したままです。

 

さらに、こんなニュースが出ました。

次に紹介する8951 日本ビルファンドの記事です。

日経新聞『REIT最大手が急落 「季節外れ」増資に疑問の目』

REIT最大手が急落 「季節外れ」増資に疑問の目 アイビー総研代表・関大介 - 日本経済新聞
日本株が大きく上昇する中、REIT(不動産投資信託)は上値の重い展開が続いている。日経平均株価は11月に入って一時3000円超上昇し、17日には29年ぶりに2万6000円台を回復した。その一方で、REIT全体の値動きを示す東証REIT指数は今年6月以降、1600から1800の間で推移しておりボックス圏を抜け出せていない...

この記事の影響もあって調べてみました。

REIT自体を説明した記事は以下になりますので、参考にしてみてください。

J-REIT

日本の不動産投資

 

参考 japan-reit.com

時価総額順

  1.  8951 日本ビルファンド      事務所主体    
  2.  3283 日本プロロジスリート    物流施設主体 
  3.  8952 ジャパンリアルエステイト  事務所主体
  4.  3281 GLP             物流施設主体
  5.  3462 野村不動産マスターファンド 総合型
  6.  8984 大和ハウスリート      総合型
  7.  8953 日本リテールファンド    商業施設主体

   

物流施設主体である【3283 日本プロロジスリート】や【3281 GLP】はコロナショック前の値段を越えて上昇している状態です。

その一方で、事務所主体商業施設主体のリートはまだまだコロナショックの底から回復していない状態です。

コロナワクチンで徐々に回復を見せる経済、経済政策によるインフレリスク、これらを考えると、今は買い時ではないのかと思います。

 

銘柄

この中では

  •  8951 日本ビルファンド      事務所主体    
  •  8952 ジャパンリアルエステイト  事務所主体
  •  3462 野村不動産マスターファンド 総合型 (半分以上が事務所、商業施設)
  •  8953 日本リテールファンド    商業施設主体

上記がまだまだ安いと思います。

 

8951 日本ビルファンド

◎事務所主体

◎東京で8割以上を占める

◎配当利回り 3.92%

https://www.japan-reit.com/meigara/8951 より引用(2020/11/25)

配当利回りも4%近くとここ5年で一番高い利回りとなっています。

取引量の多さを示す、出来高も10月末に急激に増えており、ここから上昇を示唆するように思われます。

1口 60万程度と高いですが、直近高値は90万近くありましたので、まだまだ安い方ではあります。

高格付けを取得。日本銀行が7%保有。というのも安心感があります。

8952 ジャパンリアルエステイト

◎事務所主体

◎東京で8割以上(特に主要5区が72%で都心部主体)

◎配当利回り 4.08%

https://www.japan-reit.com/meigara/8952 より引用(2020/11/25)

価格の動きは、先ほどの8951と同じような動きになっており、価格、利回りもほぼ同等となっています。

1口 53万円となっており、こちらも高めではあります。

高格付け取得。日本銀行が5%以上保有。

3462 野村不動産マスターファンド

◎事務所(44%)、住居(19%)、商業施設(15.5%)、物流施設(19%)の複合型

◎関東圏で8割を占める(6割が東京)

◎配当利回り 4.93%

https://www.japan-reit.com/meigara/3462 より引用(2020/11/25)

価格は基本的に安定しており、コロナショックでここ5年で一番の安さとなっています。

1口 14万円と買いやすい値段というのも良いところかなと思いました。

ただ、上の二つと比べて、コロナショックで60%下がったこともあり、リスクの高い資産とも考えられます。(8951、8952は40%程度の下落)

高格付け取得。日本銀行が6%以上保有。

8953 日本リテールファンド

◎商業施設

◎東京5割、中部・近畿が4割

◎配当利回り 5.51%

https://www.japan-reit.com/meigara/8953 より引用(2020/11/25)

こちらも過去5年であり得ない安さとなっています。配当利回り5.5%と高配当の中でも高配当です。

価格は徐々に上がり、年平均を超えてきているところが、他のリートとは違うところかなと思います。(他のリートの方が出遅れており、買い頃かもしれない?)

コロナショックで50%近く下がったことも考えると、リスクの高い資産ではあると思います。

高格付けを取得。

 

オススメ

一番のオススメは、8951 日本ビルファンドかなと思います。

チャートの形からも綺麗で、上昇を示唆しているように思います。(はじめに)で紹介した記事でも大きく下げることなく、出来高も伴っていないことから、すでに株価には反映されている内容であったのかなと思います。

総悲観は買い、という言葉もありますし、10月末の底値で出来高の急上昇も良いかなと個人的には感じています。

 

値段の手ごろさのある、3462 野村不動産8953 日本リテールファンド

この二つでは、割安感のある3462か、勢いのありそうな8953といったところで好みかもしれません。

3462は事務所、商業施設などに分散されていること、8953は地域の分散がされていることも検討の余地があるかもしれません。

最後に

アフターコロナの状況が読めない中ですが、リートは明らかにまだ安い状況だと思いました。

これからもリートを勉強して気付いたことを記事に出来たらと思います。

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