はじめに
この8月まで米国株はテスラやアップルなどの成長株がどんどん株価が上昇してきています。
成長株（グロース株）以外はあり得ないといった風潮まであります。
しかし、私は乱高下するものはあまり持ちたくありません。出来れば長期で持っていたいと思える株を持ちたいと思っています。そういう意味では高配当株は良いと思います。
また、ここ最近数か月のトレンドとしては、金や銀などのコモディティが上昇しています。ここ1か月は少し下がってきていますが、まだまだ上がるように思われます。
なぜなら、ドル安が進んでいるからです。世界的な金融緩和で、貨幣の価値は低下してきています。その中において、価値保存の強い金（GOLD）は魅力的です。金以外のコモディティ（商品）も十分上がってきています。
プラチナなどの貴金属、天然ガスや原油などのエネルギー商品、農産物なども上がってきています。
このような商品たちを扱っているのが、今回紹介する、三菱商社や丸紅、伊藤忠など商社です。日本の商社はこのような商品の輸入を生業としてきており、コモディティ商品の値上がりの恩恵を受けやすいとされます。
そのような状況下で、8月末に世界で一番有名な投資家ウォーレン・バフェットが日本の商社株を買っているというニュースが出ました。すでに5%にあたる株式を所有しているとのことで、それぞれ10%まで買い増しする計画だそうです。
ウォーレン・バフェットは長期投資で有名な投資家です。長期的に日本の商社株が投資するに値すると判断したことになります。
2020年8月
今回は、暴落時に買い増す株ではなく、長期的に値上がりが期待できる高配当株を紹介します。
実際に私も購入した株を紹介します。
まずは実際にウォーレン・バフェットが購入した商社5社です。
- 8001 伊藤忠商事
- 8002 丸紅
- 8031 三井物産
- 8053 住友商事
- 8058 三菱商事
いずれも有名な商社株です。商社株は景気に左右されやすいと言われておりますが、その通りコロナショックからの立ち直りが遅い業種となっています。
しかし、その分まだまだ割安で残っているとも言えます。
また、伝統的な会社も多く倒産することが考えにくいことも良い点です。
商社株のそれぞれ 今が買いか？
最近、チャートの勉強を行ってました。企業分析がまだまだな分、企業分析は他の方を参考にしながら、市場の総意で出来上がるチャートを勉強し、役立てようと思いました。
では、チャートから説明していきますと
8001 伊藤忠は、もうすでにここ数年の高値圏にまで到達しています。過去最高値に到達しました。まだまだ上がっていきそうですが、配当利回りは3%と高くないので、資金に余裕があるなら買うでも良いと思います。（1株 2,762円、単元株（100株） 276,200円）
8002 丸紅も、強い上昇傾向ですが配当利回りは2%を切っている状況です。こちらも資金に余裕がある方のみで良いと思います。（1株 647円、単元株（100株） 64,700円）
8031 三井物産は、短期的にもすごくあがるチャートの形になっています。配当利回りも4%でちょうど良いと思います。もっと安く買える時もあったとは思いますが、今は安全に買っても問題ない部分だと思います。下がれば買い増しすれば良いと思います。（1株 1,952円、単元株（100株） 195,200円）
8053 住友商事も、短期的にも形の良いチャートです。ウォーレン・バフェットの件ですごく上がりましたが、まだまだ上の伊藤忠や丸紅に比べ割安で、上がりそうなチャートの形をしています。配当利回りも5%あり、買うチャンスだと思います。（1株 1,400円、単元株（100株） 140,000円）
8058 三菱商事は、住友商事よりさらに良い形のチャートです。こちらもウォーレン・バフェットの件で上がってきていますが、まだまだ伊藤忠や丸紅に比べ割安です。こちらも配当利回り5.2%あります。買うチャンスだと思います。（1株 2,591円、単元株（100株） 259,100円）
まとめますと、まだ割安で高配当である下記3銘柄がオススメです。
- 8031 三井物産
- 8053 住友商事
- 8058 三菱商事
あえて順番をつけるとすると
- 8058 三菱商事
- 8053 住友商事
- 8031 三井物産
最後に
私も上記3銘柄を購入しました。利回りとしても、株価の値上がりの期待値としても高いと思います。
もし、暴落が再度来るようであれば、その際は買い増すくらいの気持ちでいます。
余剰資金でゆっくり買い増すのが正解かと思います。ウォーレン・バフェットのように長期で持てる銘柄だと思います。
また、単元株である100株での購入が難しければ、1株ずつ少しずつ買い増ししてもよいと思います。
100株だと、3社で60万円にもなります。余剰資金としては、高いですね。
日本株での少額投資であれば、SBIネオモバイル証券がオススメです。
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では、みなさんの幸運を祈っています。
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